みなさま、はじめまして! Akistで建築士/インテリアコーディネーターをしている ’’K’’ です。
普段はお客様のお家づくりや、心地よいインテリアのご提案を担当しています。 これからこのブログで、日々の仕事の裏側や、インテリアのヒント、私自身が「良いな!」と思ったものなどを、等身大の言葉でゆるっと発信していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします!
さて、記念すべき第1回目の投稿は……先週末に行ってきたばかりの「平田タイル新作展示会」熱々レポートです!
今回のコンセプトは『Play with Boundaries -境界線をあそぶ-』。 全体的には落ち着いた色目の印象で、テラゾーや大理石調、環境配慮系といった近年のトレンドを引き継ぎつつ、今年はベージュ系やレトロなデザイン、過去のリバイバルなどが目立っていました。
今回は、新入社員の「平田さん(仮名)」に初々しくも丁寧な説明をしていただきながら見学してきました。プロの視点(と、時々隠しきれない主婦・親目線)で気になったアイテムをピックアップしてご紹介します!
💡 タイルを「面」ではなく「アート」として捉える新潮流
まず目を引いたのが、壁に「デザイン」として貼るタイルの数々。 最近の平田タイルさんは、タイルをただの仕上
げ材(面)として貼るのではなく、「アート」として捉える提案がすごく素敵なんです。


こちらはMUTINAの【ARIA(アリア)】というシリーズ。 壁にリズミカルに配置されたラインが可愛いですよね。 ……と、プロっぽく眺めつつも、頭の中では「これ、壁に貼ってあったら子どもが汽車のおもちゃ走らせたくなりそうだな〜〜」なんて、さっそく親目線が出てしまいました(笑)。

もうひとつ、この壁に貼ってあるのが【MOTIVO(モティーヴォ)】という新作。 リッチなお家で見かける壁面装飾(ボワズリー)をタイルで表現しちゃおう!という、伝統の現代的な再解釈だそうです。 次に投稿予定のDAINAONEさんでも、壁面装飾タイルが発表されていたので…今後トレンドになりそうな予感がプンプンします!
ただ、実際の貼られた様子をよーく見ると、縦横の取り合い部分の施工がちょっと難しそう(きれいに仕上げるには職人さんの腕の見せ所になりそう……!)。 こういう「カタログだけでは分からないリアルな施工性」をチェックできるのが、展示会の醍醐味ですよね。
🎨 素材感にノックアウトされた「新顔タイル」たち
今回の展示会で、個人的に「これは……!」と胸がときめいたタイルをご紹介します。
① シンプルなのに表情豊か:YUKARI【Ame 雨】


焼き物の美しさがそのまま表現された、とてもシンプルなタイル。 展示では、木枠の中に少しクリアランス(隙間)をあけて貼られていたのですが、この表情がすっごく素敵! なんだか「簾(すだれ)」のようにも見えて、落ち着くんです。見せ方次第でいろんな化け方をしそうな、コーディネーター心をくすぐる一品でした。
② まるで絨毯?:【Poeta(ポエータ)】

一見、「これタイルの必要ある!?」と思ってしまうほど、ファブリック(布地)のような質感の床タイル。 タイル下に床暖房が入れられるのなら、足ざわりも含めて最高に気持ちよさそう……!と思ったのですが、残念ながら床暖房は非対応とのこと。それでも、タイルの可能性をグッと広げてくれる面白い商品でした。
③ 奥行き感がすごすぎる:【Formella(フォルメッラ)】


セメント系の複合素材で作られた、重厚感のあるタイル。 陶磁器では出せないこの圧倒的な「奥行き感」のある立体デザイン、めちゃくちゃ格好いいです!
ただ、お値段が全く可愛くありません(笑)。(←なんと1平米あたり10万円弱……!) さらにセメント系なので浸水性が高く、水汚れには少し注意が必要という、お値段も仕様も、なかなか尖っている面白いタイルでした。 (横に置いてあったカラーチップが、高級チョコレートにしか見えなかったのは内緒です)
④ レトロ可愛い飴色に悶絶:【Savon(サボン)】


レトロ可愛いタイル、きました!個人的に、こういうこっくりとした飴色のタイルに本当に弱いんです……(喫茶店とかにこういうタイルが貼ってあるととテンション上がりませんか!?)。 表面に「貫入(かんにゅう)」という細かいひび模様が入っていて、風合いがたまらなく愛おしい。 茶色や青はレトロ感が強めですが、ピンクや白なら、今どきのお家にもアクセントとしてすごく使いやすそうです!
🛁 高級リゾートホテル風……だけど、気になるお手入れ(笑)
平田タイルさんが扱う洗面ブランド「AQUAPIA」からも、今年は「The・焼き物!」という風情ある新作が出ていました。

こちらの【Hang H2O】。大きな焼き物がそのまま壁に浮いているような…なんとも不思議な感覚の洗面ボウル。 思わず「この中央の丸いプレートを取ったら、深型ボウルとして使えたりします!?」と平田さんに食い気味に聞いてしまったのですが、「いえ、単なる目皿隠しです(真顔)」とのこと(笑)。 深型になるなら、お洗濯物のつけ置きとかしやすくて便利なのに……!と、無駄すぎる主婦目線を発揮してしまいました。
テラコッタ風仕上げの置き型洗面もあり、そちらについては「撥水加工してあるので安心です!」とのことでしたが、主婦としては「メラミンスポンジでガシガシ擦ったらアウトだろうな……」とお手入れのリアルを考えてしまったり。 高級リゾートホテル向けの商品に対して、どこまでも現実目線で見てしまう私でした(笑)。
🏃♀️ おまけ:リニューアルしたショールームで物欲が爆発
展示会のあとは、リニューアルした常設展示フロアもぷらぷらと散策。 可愛いキッチンコーナーができていたり、タイルの腰壁がほっこりする商談スペースができていたりと、かなり雰囲気よくなっていました!
そんな中、受付横にとんでもなく可愛い脚立を発見。

『lucano(ルカーノ)』というカラー脚立なのですが、いかんせん可愛すぎてですね…「家で脚立が必要になったら絶対これ買おう!」と、タイル屋さんで意図せぬ素敵なお買い物情報をゲットしてしまいました。
他にも、新設された洗面コーナーで、かわいい『カラー壁+木見切り+タイルの組み合わせ』が見れたりと、今後のご提案に活かせそうなコーディネートアイデアが満載で、大満足の1日でした。
長くなってしまいましたが、平田タイルさんの新作レポでした! これからお客様へのお家づくりの提案に、今日仕入れたインスピレーションをどんどん活かしていきたいと思います。
「このタイル、うちのどこかに使えない?」など、気になった方はぜひAkistまでお気軽にご相談くださいね!
次回は、続けて見学してきた「DAINAONE(ダイナワン)」さんのレポートをお届けします。お楽しみに!




